ファンファン会2009年中国遠征記(上海、済南、曲阜、青島)

参加者と旅程

参加者:岩月、長坂、佐波、井戸、池田、西岡

619日(金)

成田→上海:岩月、長坂、佐波、池田、西岡

名古屋→上海:井戸            上海大寧福朋喜来登酒店泊

620日(土)

日中囲碁交流会(地下鉄延長路品囲碁会館) 会食:蝶翠軒

馬先生(元関内本因坊の先生)と昼食:小紹興酒家 上海大寧福朋喜来登酒店白

621日(日)

上海虹橋空港→済南空港

黄河流域観光               済南索菲特銀座大飯店泊

622日(月)

泰山(道教本山) 曲阜(孔府、孔林、孔廟)観光

                     済南索菲特銀座大飯店泊

623日(火)

済南市内観光(大明湖、突泉)

済南→青島(中国新幹線)          匯泉王朝大飯店泊

624()

ロウ山(道教名山)青島市内(青島博物館、ビール博物館)観光

                      匯泉王朝大飯店泊

625日(木) 青島→上海→成田  青島→名古屋
左から西岡、佐波、岩月、方捷(プロ七段、ファンファンの弟)、井戸、長坂、池田


中囲碁交流対局結果

第 1 回 戦

第 2 回 戦

長坂 昇 三段 ×

○ 厳  奕 六段

岩月 泰 四段 ×

○ 厳  奕 六段

池田 克 三段 ×

○ 方  芳 五段

長坂 昇 三段 ×

○ 方  芳 五段

西岡 鑑 二段 ×

○ 姜 連根 三段

池田 克 三段 ○

× 姜 連根 三段

岩月 泰 四段 ○

× 張 世栄 三段

西岡 鑑 二段 ×

○ 張 世栄 三段

佐波治彦 二段 ×

○ 張 谷声 二段

井戸康夫 二段 ○

× 張 谷声 二段

井戸康夫 二段 ○

× 芳 集林 二段

佐波治彦 二段 ○

× 芳 集林 二段

09 FF会 中 国 旅 行 記    〜私の日記から〜佐 波 治 彦 

6月19日(金)上海 晴れ

早朝家を出て成田へ向かう。11時予定通りのフライト、昼過ぎ蒸し暑い上海へ到着。何時ものパターンなので海外旅行の緊張感全くない。ホテルまでの道筋、来年の万博を控え工事中だらけの感。特に外灘(ワイタン)付近が酷かった。

ホテルは「上海大寧シェラトン」、夕食までの数時間 室に残りボンヤリ過ごす。ホテル前の「老正興采舘」で夕食。夜は徒歩10分程の所の常設場で「雑技」を楽しむ。 

 

6月20日(土)上海晴れ・気温30数度C 高い湿度

午前中は地下鉄で南京路(上海の銀座)へ出掛ける。休日の朝なので人出はまばら、ボランティアの学生や兵士が、散髪や健康診断のサービスを行っていた。馬さん(元関内本因坊の先生)と昼食をともにする。

そして今回のメインイベント、方芳チームとの対抗戦を、ホテルのショッピングセンター内にある「方捷囲棋道場」(方芳の弟さんの碁席。幼時教育が主体。)で開催された。6人が二局ずつ対戦、5勝7敗で我がチームが敗れた。(詳細後記)私は方芳パパに勝ち、何年ぶりかで1勝した。

熱戦のあとの懇親会は、同センター内にあるレストラン「蝶翠軒」で楽しく開催された。和気藹々の会話から始まり、酔うほどに投資の話に至ると、上海語の大演説が始まり、中国の投資熱のすさまじさに圧倒されながら、お開きとなった。

 

6月21日(日)上海・済南とも晴れ

 朝食後地下鉄2号線に乗り継ぎ「静安寺」へ行く。万博の為か境内は整備されていた。I氏に付き合い近くの「友諠商店」へ、貴石の展示即売所に変わっていた。

 昼ホテルをCOし虹橋空港へ向かう。14時5分フライトの済南行きは、故障により2時間以上遅延し夕刻着となった。済南空港からの途中、黄河の夕景を楽しみ、「ソフテルホテル(5つ星、クラシックな造り)」到着は7時過ぎとなった。

 夕食はホテル近く(済南銀座)の大衆的なレストランで〜。地酒・地ビール・お粥で済南第一夜を楽しむ。

 

6月22日(月)晴れ 気温34度C 低湿度なので過ごし易い。

 朝食を済ませ、ホテル7時出発で泰山へ向かう。15hのドライブで泰山市へ到着。マイクロ・ロープウェイに乗り継ぎ1,400米まで上がる。残り140米は石段主体、山頂迄土産物・休息所や寺院が続く。頂上はやや霞んでいたが、360度の景観は雄大。歴代の皇帝73人登った由。中国統一と誇示のシンボルでもある。石段の手摺は所々不備で、バランス欠陥症の私はノロノロと下った。

 途中昼食を取り100キロ南下曲阜へ。孔子の故郷であり、孟子の陵も或る街だ。孔子の住居・学校・一族10万人以上の陵等を見学し、7時過ぎホテルに戻る。今日のコースは日本の観光客は少なかった。

夕食は昨夜のレストランで〜。

 

6月23日(火)済南・青島共晴れ。

 午前中市内観光。湧水の多い街でそのため公園も多い。二箇所の名園を観光する。公園の亭でレトルトのラーメンと餃子で昼食を済まし、古書や地図を購入する。

 済南14時55分発の新幹線に乗車。17時半頃青島到着。映画で見たヨーロッパ風の終着駅舎だ。運賃もグリーン車140元(2,100円位)と格安。

 18時頃「涯泉王朝大飯店」着。落ち着いた街にマッチしたホテル。ウォーターフロントで景観も良い。夕食はビール街レストランのテラスで〜。家族連れも多い。

 

6月24日(水)晴れ。気候快適。

 梅雨も無く気温は北海道並(平均気温12度C)。「労山」にある道教の寺院を観光、山全体が岩石で奇岩も多い。観光客は多いが日本人は見かけない。途中の海岸線は美しいが、年間を通じて霧が多く、今日も視界は悪い。

 青島の町に戻り、昨夜のレストランで昼食。その後目の前の「ビール博物館」見学。ドイツ・日本・国民党・現在と103年間「青島ビール」の名で経営が続いているのは奇蹟とも言える。 

 旧市街(ドイツの街並)が一望に出来る小魚山・花石楼と観光しホテルへ。ホテル前で、薄霧の中、夕陽が小魚山の亭に沈む瞬間をカメラに納める。

 夕食は最後の夜に相応しくホテルで摂る。

 

6月25日(木)晴れ。

 早朝、名古屋直行便組に送られ、4人で上海へ向かう。国内便の機内食はパンとケーキとスナック、アナウンスは中国語と英語、昼過ぎ上海着。

 成田行き出発(17時05分)まで3h、囲碁・土産物店等で過ごす。20時30分ほぼ予定通り成田到着。NEXの関係で流れ解散となった。機内から眺めたサンセットが印象的だった。

 

 今回も楽しく有意義な旅でした。企画者岩月さん多謝。

参加者(敬称略)西岡、長坂、岩月、井戸、池田、佐波